こんにちは。ホンヨウです。
ずっと動けなかったり、
続けれなかったりして来た僕ですが、
今は体も考え方も、
自分で自由に再設計できています。
そして今回は、
僕が今でも継続している、
体操の話をさせてください。
体操は体操でも、
1960年頃に出来た歴史のある、野口体操です!
・・・はい。
たぶん、多くの人は名前も知らないと思います。
僕の友人や同僚に聞いても、
誰も知らなかったので。
でも凄いんですよね!
東京芸術大学名誉教授の『野口三千三』先生、
という方が考案して広めていった体操です。
舞踏関係者とか、ダンサーが取り入れていたり、
海外のブログでも紹介されてたりと・・・
今でも経験された方は少しずつ広めていっている体操ですね。
この野口体操、学べるところも多くて、
僕自身、人から紹介があって出会い、
本を読んだり、YouTubeで勉強したりして、
何十時間とかけて習得したかな。
全部語ろうとすると、
少し難しくなりすぎますので、
腹式呼吸と絡んだ、
わかりやすい部分だけお話していきます。
前屈できない人生に終止符を打った体操

そもそも、
なんで僕が野口体操を始めたのかといえば、
当時はとにかく“体が硬い”のが悩みでした。
ほらあの、
「開脚前屈」ってあるじゃないですか。
両足開いて、
身体を前に倒していくやつです。
僕はまず、
両足を90度ぐらいに開こうとするだけでも、
「いたたたたたたぁぁぁあああ!!!」
そんな情けない声が出ちゃって、
足も全然開かないレベル。
いざ身体を前に倒していっても、
おそらく床から30cmは手が浮いてるぐらいで、
みっともなかったです。
(今は問題なく、顔面までべったり床につきます)
それで、前屈しても痛いだけ。
「伸ばす=耐えること」と思っていたし、
正直、身体が硬いのは嫌だけれども、
前屈も痛いし成果が出る気もしない。
もう自分は、身体が硬い生き物だ。
そんな風にほとんど諦めていた感じでしたね。
こんな時に出会ったのが、野口体操なんです。
前屈をする上で、
本当に大切なものを学んだんですよね。
・・・なにかわかりますか?
実は——呼吸です。
前屈をする時に、
「腹式呼吸」を取り入れるだけで、
どんなに身体が硬い人でも自然と前屈が深まっていく。
ただでも、この腹式呼吸について、
僕は大きな勘違いをしていたんですよ。
腹式呼吸への誤解と、体を変えた360度の真実
腹式呼吸って、聞いたことありますか?
僕は名前を知ってて、
何となくならやったことあるかな、ぐらいでした。
なんか「鼻から息吸って、お腹を膨らませるんだよね?」みたいな。
これって実は・・・全然違ったんです。
お腹って言われたら、どこをイメージしますか?
食べ過ぎて膨れたり、
腹筋と呼ばれるような筋肉があったりする、
体の前側をイメージするのかなって思います。
でも、ちゃんと腹式呼吸をしたら、
前だけじゃない。
左右の脇腹も膨らむ。
それに、背中側も膨らむ。
360度、膨らむものだったんです。
・・・まあ僕が初め、この話を聞いたときは「そっかー」ぐらいの、
なんか変なこと言われているような、
ぶっちゃけ信じてない、
そんな反応が出ていましたね。
今となっては良い思い出です笑
でもね、実際に聞いた通り腹式呼吸をやってみると・・・あったんですよ。
確かに“背中が動く”。
お腹の中心から、じわーっと膨らんでいって、
そして左右の脇腹も背中側へも360度、
しっかりと膨らんでいた。
(※ちょっと理屈的な補足です。
腹式呼吸って『お腹』で呼吸するんじゃなくて、横隔膜が動く呼吸なんですよね。
横隔膜が身体の中で下がることで内臓が押し下げられ、
その影響で、『腹』が360度に膨らんでいく。
だからまあ、身体にとっては自然な動きであって、
僕の『お腹』へのイメージが前側に固まっていたから、
勝手に勘違いしてただけなんですよね)
こんな風に、
呼吸一つとっても、
僕は自分の身体のことを、ちゃんとわかってなかった。
その時は、単純に悔しかったですね。
体を動かしている「つもり」だった、ということ。
ずっと知らなかったんだって。
頑張らなくても、体は勝手に動き出した
しかも驚いたのは、そのあと。
前屈の姿勢で座って、それっぽく身体を前に倒し、
その腹式呼吸を繰り返していると……
何の力も入れてないのに、
ゆっくり、じわじわ、体が「勝手に」前に倒れてくれるんです。
倒そうとしない
伸ばさない。
頑張らない。
ただ呼吸をしてるだけ。
それだけで、
動いてくれなかった僕の身体が、
じっくり倒れていってくれる。
そのとき、
僕の中で「ガラッ」となにかが変わった感覚がありました。
いくら倒そうとしても倒れてくれなかった僕の身体。
そんな情けない状態でも、ちゃんと倒れてくれたんですよ。
……ただ正直に言います。
太ももの内側は痛かったです笑
それでも、ゆっくりゆっくり時間を掛けて繰り返していけば、
確実に身体は倒れていってくれる。
5分ぐらい掛けたかな?
僕には、「人生初」の体験が待っていました。
——そうです。
前屈をして、床とキスできたんですよ!
僕には一生、無縁のことだと思っていたのに。
いやー、
本当に衝撃でしたね。
まさか“動かそうとしない”ことで、
ここまで“動いてくれる”なんて。
まるで、長年固く閉ざされていたドアが、
ちょっとコツを掴んだだけで、
急にスーッと開いたような感覚。
「なんだ、こんなにシンプルなことだったのか」
「今まで、自分が間違った方法で無理やりこじ開けようとしてただけなんだ」
僕はこのとき、初めて知ったんです。
”動かない”って、能力の問題じゃない。
“やり方”を知らなかっただけだったんだ。
でもこれ・・・ 体だけじゃなくて、
「心」とか「行動」にもまったく同じこと言えるなって、
後になって気づいたんです。
意志や気合いだけじゃ、動かないものもある
体は、力を抜いたほうが動く。
自分で「動かそう」としている時は、逆に硬くなっていた。
動けない自分に「なんでだよ」って力を込めると、
もっと止まってしまう。
・・・僕は、何度も何度も
「変わろう」「頑張ろう」「今度こそ」と決意して、
タスク管理アプリを埋めて、モチベ動画を見て、
「よしやるぞ!」って拳を握りしめてきました。
そうして続けれなくって、
地味に、でも確実に、
心をすり減らしていった・・・
ただ結局、
続けれない理由とか、
行動できない理由って、
僕がストレッチ出来なかったのと全く同じ。
「できない」のは、
能力不足や意志の弱さじゃなかったんです。
ただ、自分の“動き方”を知らなかっただけ。
僕はずっと、
「もっと強い意志を持てば動けるはずだ」
「根性が足りないから続かないんだ」
そうやって自分を責め続けていました。
でも、実際は違った。
フォームを間違えてたんです。
呼吸を間違えてたんです。
それだけの話、です。
筋トレだって、間違ったフォームでやれば、
効果は出ないし、ケガもする。
でもそれって、「自分がダメ」なんじゃなくて、
「使い方を知らない」だけじゃないですか。
だったら、「行動」の際だって同じ理屈で・・・
「動けない」っていうことも実際は、
・やり方がわかってなかっただけかもしれない
・目的を見失っていただけかもしれない
・再開方法を学ぶ機会がなかっただけかもしれない
・・・結論をね、
いくら自分の弱さに持っていっても解決してくれないんです。
じゃあ、どうすればいいのか?
能力や意志ではなく、
“仕組みそのもの”に目を向ける必要がある。
だから本当に必要だったのは、
「自分を変えること」じゃなくて、
“再設計”することでした。
行動も同じ。
意志を強くすることじゃない。
「動ける自分」を設計していくこと。
思い返すと、
僕はずっと“間違った呼吸”で前屈しようとしていたように、
13年も“間違ったやり方”で行動しようとしていたんです。
だから倒れられなかった。
だから動けなかった。
でも――
呼吸を知った瞬間に、体は倒れ始めてくれた。
同じように、
動き方を知れた瞬間に、人生も動き出したんです。
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これはノウハウ本じゃありません。
「動けない自分」を無理やり変えるんじゃなくて、
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